石原都知事、どうします? DPF模造品の噂に東京都が対応に苦慮

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東京都が2003年度から都内を走行するディーゼル車に段階的にDPF(ディーゼル微粒子除去装置)装着を義務付ける方針を打ち出しているのに対して、早くもDPFの模造品の試作が試みられているという噂がある。

東京都は、DPF装着義務付けは条例化して、違反者には罰金を科す予定なため、取締まりは警視庁が行う。DPFを装着しているかのチェックは警官が目視でチェックするため、マフラー部分にDPFもどきを装着して、警官の目から逃れようというわけだ。

本物のDPFは安いものでも50万円程度、大型車用の高いもので300万円もする。このため「一見本物のDPFに見える模造品は売れるハズ」と見られるのは当然だ。警官も本物かチェックするため、測定機器を持ち歩くわけにはいかないし、これが完成して出回れば手の打ちようがなくなる。

シートベルト、駐車違反ステッカーと模造品はこれまでにもあったが、今度はいよいよDPFの模造品が販売されるとの噂が広まっていることで、東京都もその対応に苦慮している。

《レスポンス編集部》

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