警察庁がまとめたチャイルドシート着用率調査によると、チャイルドシート着用が義務付けられてから着用率が大幅に上がったことが明らかになった。
4月に6歳未満の幼児にチャイルドシート装着が義務付けられて以後、初めて装着率を調査した。それによると義務付け直前の2月の調査では着用率は41%だったのが、4月には64%と大幅に上がった。
ただ、着用はしていても緩みがあったり、正しく装着されていないなどの割合が全体の40%にも上っており、事故に遭った場合の幼児の安全確保の道のりは「まだまだ遠い」といえるかもしれない。