北米日産の副社長でインフィニティ事業の総支配人、トム・オーブは「新型“Q”は、初代Q45と同じように、これがインフィニティだ、これがすべてだ、というクルマになっている」と語る。「新型にはユーザーが期待するすべての装備が採用されている。しかしギミックや余分な機能はない」
新型の革新性は昼でも夜でも一目でわかる。それがHID(キセノン)ランプ7個を用いたマルチレンズ・プロジェクターを中心とする大型ヘッドライトだ。レンズ(カバー)の造型は自由になり、従来のような分離したフォグライトは不要だ。
車体寸法は現行より広く、高くなり、ホイールベースは約50mm延長されたが、全長は2000年型と同じ(4970mm)に収まっている。タイアはP225/55R17またはP245/45R18。17インチにはランフラット・タイアが用意される。