自民党のディーゼル車の排気ガス対策プロジェクトチームは、同党のディーゼル対策をとりまとめた。それによると1989年規制適合以前のディーゼル車には買い替え、89年規制適合以降のディーゼル車にはDPF装着を促進するため、優遇税制や低利融資などのインセンティブを与える方向。来週の会合で正式に打ち出す。
プロジェクトチームで検討した結果、買い換えを控えた古いディーゼル車に新たにDPFを装着しても無駄になるのに加えて、89年規制以前のディーゼル車はNOxも多いので最新規制適合車への代替えを促進する。89年規制適合車以降のディーゼル車にはDPFの装着を促進する。これらを事業者に実行してもらうため、優遇税制や低利融資などのインセンティブを与えるというもの。
プロジェクトチームでは、来週開催する次回の会合で東京都のディーゼル対策に対する対案として発表する。