2002年のF1参戦を目指して体制作りに積極的に動いているトヨタ自動車は、14日、開発テスト・ドライバーにアラン・マクニッシュを任命した、と発表した。
マクニッシュは1998年のルマンにポルシェから参加して出場、優勝している。99年はトヨタから参加したが、リタイアに終わっている。マクニッシュは「このような大事な時期にトヨタのモータースポーツ開発に参加できるとはチャレンジングだ。たいへん嬉しいし、F1プログラムに貢献できるように頑張りたい」と語る。
トヨタのF1参戦は、ドイツのケルンに本拠地を置く関連会社のトヨタ・モータスポーツ社(TMG)を通じて行なわれる。すでにマクニッシュはGT1カーにF1用部品を取り付け、イタリアのモンツァ・サーキットでテストを開始した。トヨタF1プロトタイプは2001年はじめに登場し、マクニッシュは年間を通じて開発に参加することになる。