5日、サークルケイ・ジャパンとサンクスアンドアソシエイツを傘下におさめるユニーは、グループ子会社と共同出資で電子商取引事業(EC、Eコマース)の新会社を設立すると一部で報じられた。グループの共通インターネットサイトを立ち上げ、グループ主力企業の店頭に次世代型マルチメディア端末を設置するという計画。
ところがサークルケイとサンクスは、トヨタ自動車など5社協同でマルチメディア端末のプラットホームを開発・運用する会社を設立する計画をすでに進行中だ。ふたつのEC事業はバッテイングしないのか、あるいは統合されるのか。
現在のところ、ユニー・グループ独自のEC事業を立ち上げの具体的な動きはなく、5社連合のEC事業が先行している。ただし5社連合とは別に、ユニー・グループ独自のEC事業を立ち上げようという声はグループ内にあることは事実のようだ。