BMWはローバー売却を決定する前に、『MGF』後継車となる前輪駆動クーペとロードスターの開発初期にあった。これらのモデルは新型『ミニ』のプラットフォームをベースにし、『クーパーS』仕様(来年発売予定)の150PSスーパーチャージド・エンジンを搭載するものだ。
新型ミニは当初よりスポーティなモデルとして企画されており、エンジンや座席は重心を下げるために低い位置に配置されている。フロントのマクファーソンと、リアのZアクスル(現行から設計変更あり)によって、従来のスーパーミニが遠く及ばないハンドリング性能を発揮するはずだ。
BMWはローバーは売却したもののミニは引き続き傘下に置いた。もちろんクーペとロードスターのプロジェクトも継続する。情報筋によると、市場にもミニの派生車として投入されるという。