【春闘シーズン到来】あきらめモード? 自動車メーカーは史上最低水準

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春闘相場に影響力を持つ全日本金属産業労働組合協議会(金属労協、IMF-JC)加盟組合に対し、多くの経営側が15日、賃上げ・一時金の回答を示した。自動車は史上最低水準になる見込み。

販売が好調なトヨタ自動車が、2000年3月期の減益見通しなどを理由に前年実績を100円下回り、7500円(定昇込み、組合員平均。以下同じ)にとどまった。82年以来最低の数字。本田技研工業も円高で減益見通しの7300円という回答。

リバイバルプランへの協力を組合側に求める日産は6500円を回答した。同じく外資系経営のマツダは前年同額の6700円。

このほか富士重工が6800円、ダイハツが6800円、いすゞが5800円の回答。三菱は6300円、前年比-400円ですでに妥結、スズキはいまだ経営側からの回答待ち。

《高木啓》

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