“トヨタ”ブランドじゃないからOKなの!? 『WiLL Vi』がGOA基準を満たしていないという事実

エコカー 燃費

異業種合同プロジェクトの統一シリーズ名称「WiLL」を冠した、トヨタの『WiLL-Vi』は現在20代、30代の女性を中心に人気を集めている。当初予定していた月販目標を大幅に越える4500台の受注をうけ好調な立ち上がりだ。しかし、この大人気車が、実はトヨタ独自の衝突安全基準である「GOA」基準を満たしていないということを確認した。

このクルマがGOA基準に達してなかった理由として「ドアのインナーパネルがデザインアクセント上、鉄板がむき出しの構造となっており、側面衝突時にこの部分で頭を強打した場合の被害が大きくなる」(トヨタ広報部)こと、そして「リアのデザイン上、後部座席と後部ガラスが接近していること」(トヨタ・エンジニア)などがGOA基準を満たさなかった理由としている。


『WiLL Vi』は『bB』『ファンカーゴ』と同じ『ヴィッツ』の派生車だが、唯一GOAボディではないことになる。


「VVCだからということで、GOAよりもスタイルを取ろうという判断をしました。GOA基準というのは、衝突時のフレームの変形だけではなく様々な基準を含みます。それらの一つでもクリアできないとGOA基準達成とは言っておりません」(トヨタ広報) 

VVCは「バーチャル・ベンチャー・カンパニー」の略だが、トヨタ社内の部署である。もちろんGOA基準はトヨタ社内の基準であり、それを満たしていなくても法的な基準はクリアしている(そうでなければ発売できない)ので安全上問題ありという訳ではないことをことわっておく。

《石田真一》

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