米フォード・モーターのウェイン・ブッカー副会長は20日、自動車への情報サービス事業を手がける構想を明らかにした。GPSと携帯電話を使い、車内から旅行やビジネス、事故時の緊急通報などあらゆる情報をやりとりするビジネスモデルと見られる。同事業のため、フォードは新会社を設立する意向だ。こうした自動車向け情報ビジネス(サービスプロバイダ事業)はITS(高度道路交通システム)の有力市場とされ、ゼネラルモーターズやトヨタ自動車も事業計画を表明している。