【VWゴルフにワゴン追加発表! Vol. 2】ノッカー社長、VW躍進の秘密をおおいに語る

自動車 ニューモデル 新型車

昨年度の輸入車市場が前年比1%の成長に留まる中、フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン(VGJ)は+14%を記録、輸入車市場シェアでは18.7%を占めた。新任のピーター・ノッカー社長は「年間5万台を達成し、メルセデスベンツを抜いてシェア1位に復帰する」と意気盛んだ。

ノッカー社長はVGJの戦略を次のように振り返る。「80年代、日本市場全体の輸入車シェアは20%に迫る勢いだった。ところが90年代は低落の一途をたどり、今は5%だ。その最近の10年間に、VGJは設備を整え、99年は仕上げとして組織の再構築を果たした。ディーラートレーニングに従来の2倍の時間をかけるようになり、ある調査によると顧客満足度は輸入車、国産車メーカーを通じてVWが1位になった」

ノッカー社長の話はブランドイメージにおよぶ。「安全で知られるメーカーがある。パフォーマンスで知られるメーカーがある。しかし消費者はVWに様々なイメージを抱いているので、ブランド管理が難しい。どれかひとつを追求すればいいというわけではないのだ。製品レインジも幅広い」

そしてVGJの成功の理由を次のように説明する。「新製品、いいクルマがあること。そして組織が新しくなり、『新しいものを生み出そう』と、末端のディーラーマンまで意欲的であること」

しかし新製品とやる気ならどのメーカーにもあるはず、VGJならではの躍進の鍵は何か、とauto-ASCII24記者が重ねて尋ねると、「若いスタッフに大幅に権限を移譲したことではないか」とノッカー社長は応えた。組織がダイナミックに動くようになったのだろう。

「まだまだ新製品はある」とノッカー社長。「2000年には新型『ポロ』を投入、夏までにゴルフ『V6シンクロ』も導入する。さらに去年本国で好評だったゴルフ誕生25周年記念仕様も、まったく同じものを日本市場に持ってくる。さらに熱心なファンのために、ゴルフに左ハンドル仕様も設定する」

VGJにとって、ニューミレニアムのジャンプボードになるのが今回発表されたゴルフ・ワゴンだ。このワゴンはノッカー社長を失望させることは無さそうだ……。
《高木啓》

《PR》関連記事

特集

おすすめの商品