2000年の予算要求で、ボトルネック踏切の解消のための連続立体交差事業が復活折衝で認められた。 都市部では、朝・夕のピーク時に40分以上遮断する踏切があり、大渋滞の原因となっている。建設省は、こうしたボトルネック踏切を解消するため、踏切の地点を連続立体交差にしたり、踏切を除去するなどして渋滞の解消を図る方針。 建設省によると都心の環状8号線井萩地区で踏切道を除去した場合、大幅に渋滞緩和し、通過時間が従来の86%減となる効果があった。また、府中市で連続立体交差事業の実施前後で周辺道路の整備率が10%上昇、地域分断の解消や一体的なまちづくり促進の効果があるとしている。 |