運輸省は、低公害車の購入に補助金を支給する車両と事業者を決定した。今年度はCNGバス、ハイブリッド乗用車など、28台に対して、総額1億2200万円の補助金を支給する。
これは運輸省が昨年度から行なっている先駆的低公害車実用評価事業の一環。低燃費など、普及が望ましい先駆的な低公害車の導入を図る事業者に、購入費用の一部を補助する。
先駆的低公害車購入に補助金を支給された事業者はモニターとして運輸省に定期的な報告を行う。運輸省としては、技術的な情報を的確に把握して先駆的低公害車の検査基準の策定する参考資料とする。
99年度は、CNGノンステップバス4台、CNGバス6台、EGRプラスDPF付バス2台、ハイブリッドバス5台、CNG乗用車3台、ハイブリッド乗用車8台。事業者は札幌市や川崎市交通局、トヨタレンタリース神奈川など23事業者。