日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は創設20周年を記念し、歴代受賞車のうち最も印象に残った車として、トヨタ自動車の「プリウス」を「BestDouble Decade Car」に選出した。
同賞の選考委員66人と実行委員27人の合計93人が各1票ずつを投じた結果、プリウスは35票を獲得して第1位となった。世界に先駆け、画期的なハイブリッドシステムを採用した市販量産モデルである点が評価された。
プリウスは第18回受賞。 第2位は20票を獲得した第10回受賞のトヨタ「セルシオ」、第3位は8票を獲得した第1回受賞のマツダ「ファミリア」だった。
トヨタは「ヴィッツ/ファンカーゴ/プラッツ」で第20回カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。第18回のプリウス、第19回のアルテッツァに続き、3回連続での受賞だ。DoubleDecade(20年)賞の受賞は、これにさらなる花を添えることとなった。