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運輸白書でロードプライシング(石原都知事も推進)が話題に

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99年度の運輸経済年次報告(運輸白書)がまとまった。白書では「21世紀に向けた都市交通政策の新展開」をテーマに、都市の交通政策、都市観光の振興についてとりまとめた。

東京都が大気汚染問題などに取り組む中で、白書でも環境や安全など、都市問題に重点を置いた。「さほど負担を感じることなく、円滑な移動が容易な地域社会であるハイモビリティ社会の実現を目指した」施策を打ち出した。

具体的には、都市で環境問題、道路混雑、交通事故が深刻化しているため、マイカーからバスなどの公共輸送機関へ転換を促進していく施策を打ち出したり、100円バスなどの低運賃のコミニティバスや介護タクシーなどが全国で運行されている事例の紹介。また、マイカーと公共輸送機関のバランスをとるとともに、中心市街地を活性化するため、パークアンドライドやレールアンドバスライド、トランジットモールなどの動きについて掲載した。

都市交通で最近論議が活発化している自動車通行に課金するロードプライシングについて海外の導入事例や導入に向けた動きも紹介し、将来的なロードプライシング導入の検討についても述べた。

運輸省は2001年1月から、国土交通省となる。このため、公共交通の利用者利便の向上、安全確保、環境対策、観光交流の促進など、ソフト面の施策と交通インフラの整備など、ハード面の施策を一体的に実施し、「より良い街作り」の視点から総合的な取り組みの必要性を強調している。
《レスポンス編集部》

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