運輸省、「チャイルドシートの現行安全基準に問題あり」と認識 | レスポンス(Response.jp)

運輸省、「チャイルドシートの現行安全基準に問題あり」と認識

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運輸省は、チャイルドシートの装置型式指定基準と技術基準を改正する。チャイルドシートの安全性の向上がねらい。同省の装置型式指定を受けたリーマンのチャイルドシートが不具合の発生で自主回収したため、装置型式指定の試験方法を改正する。改正を前に一般からの意見を募集することにした。

これまでチャイルドシートの衝突事故を想定した動的試験では、2点式と3点式の座席ベルトの両方で固定できるシートは、試験結果がより厳しいとの判断から2点式で試験してきた。しかし自主回収となったチャイルドシートは3点式座席ベルトでの固定で不具合が発生した。このため改正案では2点式、3点式の両方で固定できるものは、両方の試験を義務付ける。

試験時にチャイルドシートを固定する車両側の試験用シートについては、ECEシートと呼ばれる試験用シートが柔らかく、実際の使用条件に近い状態が再現できる。このため今後の試験用シートはECEシートだけに限定する。

また、チャイルドシートの誤使用防止のため装着方法を図などで詳しく明示することや、エアバックを装着しているシートには取り付けないことなどを取扱い説明書に記載するといった内容を、今回の改正で規定する。それぞれ項目別に2000年1月から2003年4月までに実施される予定。

同省ではこれらの試験方法の改正について一般からの意見を募集する。意見は住所、電話番号を除いて公開される可能性がある。応募絞切は12月6日まで。
《レスポンス編集部》

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