環境庁は、柳本卓治総括政務次官車の公用車に天然ガス車に代替えする。同庁は昨年11月にも長官の公用車を天然ガス車に切り替えている。政府公用車に相次いで低公害車に採用することで、低公害車導入をリードするとともに、低公害車の導入を他の省庁にも働きかけていく方針だ。
総括政務次官の公用車は圧縮天然ガスの「CNGクラウン」にする。同庁では、昨年11月に環境庁長官の公用車を天然ガス車に代替えしたほか、今年5月には中央合同庁舎五号館に天然ガス充填スタンドを設置するなど、低公害車の普及に積極的に取り組んでいる。
政府では、公用車全体の10%を低公害車にする目標があり、同庁は率先して導入していく。