富士重工業とセントラル警備保障が、警備と清掃を自動で行うロボットシステムを開発した。このロボットは、外形が幅850mm、奥行720mm、高さ890mmで、重量は135kg。ジャイロによる方向制御と車輪からの走行距離検出、障害物センサーにより自律走行し、最大で1時間あたり1,600平方メートルの清掃能力をもつ。最大の特徴は監視カメラや赤外線センサーで不審者や不審物を見分ける能力を持つこと。火災・漏水センサーで異常を感知することもできる。その情報は録画され、防災センターなどにも自動通報できる。エレベーターとも連動し、オフィスビル全体の警備と清掃が自動でできる。見かけは単なるゴミ箱のようだが、恐ろしいほどのハイテクマシーンなのだ。