ネット販売ブームを斬る〜フォルツPSA会長

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インターネット新車販売の将来については議論百出だが、プジョー・シトロエングループ(PSA)のジャンマルタン・フォルツ会長は「要するに伝統的な在庫販売とカスタムメード販売とのバランスだ」と“究極の回答”をした。

フォルツ会長によると、GMやフォードがネット販売に熱心なのは、アメリカでの新車販売が基本的に在庫販売で、インターネットで顧客と対話することにメーカーが新鮮な喜びを感じているためという。これに対し、欧州では自分好みの仕様を発注して何ヶ月も待つことは珍しくない。インターネット販売の終着地がひとりひとりの顧客と工場を結ぶカスタムメードとすれば、アメリカは一番遠いところにいるわけだ。

「こうしたインターネット技術でカスタムメードも普及するだろうが、“そんなに待てない。規格品でいいから今すぐ欲しい”という人だっているはず」と話すフォルツ会長。消費者の動向からネット販売の将来を探って見せた。もっとも「自動車は高額で、自分の楽しみや心情に結びつけるものだ。誰だって自分の目で見て、さわって、運転してみたいと思うはずだけどね」と、最後には欧州メーカー首脳らしいコメントが聞けた。
《編集部》

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