【東京ショー速報 Vol. 15】三菱、ボルボとの提携に対する低い評価に不満

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ボルボと株式を持ち合う資本提携に合意した三菱自動車工業。2001年にはトラック部門を分社化し、そのトラック事業会社にボルボが出資することで、世界最大のトラック連合が誕生する。

しかし、株式市場の評価は「最大の売り物であるトラックを差し出しては、赤字の乗用車部門の提携相手がいなくなる」と低い。それでも河添克彦社長は、「それは逆だ。真っ先に手を打つべきはトラック部門だ。ピーク時から半減した国内トラック市場は危機的状況にあり、その目途を付けて初めて乗用車に手を付けられる」と不満を隠さない。「GDIのセールスマン」のあだな通り、GDI(ガソリン直噴エンジン)で乗用車の買い手を探す日々だ。

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